年齢を重ねれば多くのシニアが髪のことで悩む人が多くなります。
一番は白髪が多くなって髪の色で悩むのですが「黒髪だと髪全体が重くなるから、明るめの茶色」「どうせいつか真っ白になるなら今からグレーでいいわ」
と簡単に考える人も少なくありません。

「いい年をして染めてるなんて、若さにしがみついているようで、みっともない」という方もいらっしゃるようです。
でも本当にありのままのグレイヘアが素敵に見える方と染めてる方が素敵に見える方がいます。

グレイヘアに移行する方が少しづつ増えている背景には“若返り”ではなく、ありのままの自分を見せながら素敵でいたいという志向があります。
一番のポイントは、グレイヘアで素敵に見えるようにするには、メイクやファッションに気を使う必要があり、それがなく単に白髪ヘアにすると、ただのオバさん（老け見え）になってしまいますので、その辺のハードルを越えてあえて挑戦するのならいいでしょう！

また年齢を重ねて、なんとなく今までと違うなと感じるのは白髪だけでなく、ウネリが出たり、髪も細く痩せてきて、分け目が目立つ、つむじが割れるといった悩みも出てきます。
特に60代以降になると頭蓋骨の骨密度が低下してきて、こめかみの下の頬骨の下が凹んできて、なんとなく骨格（頭蓋骨）が見えてくる感じになります。
一番感じるのは横から見たフェイスラインの変化でアゴから首にかけてのラインの変化です。年齢を重ねると、つむじまわりのボリュームがなくなってくるのに対して襟足の方はボリュームが変わらないので顔のたるみが強調されやすくなってしまいます。そこで頬骨から上の部分にボリュームを持たせて、横から見た時に逆三角形のフォルムにすると、下にたまりやすいボリューム感を解消することができます。

いずれにしても大人の女性の髪の悩みに応えられる美容室選びと、技術的なことでいえば骨格補正の出来る立体裁断カットや似合わせのできる美容室選びが大切になってきます。