白髪が黄ばむ原因と対処法

ここ最近は、コロナの影響もあり、白髪を染めるのをやめてグレイヘアに移行する方も時々いらっしゃいます。
でもせっかくグレイヘアにしたのに白髪が黄ばんでしまって、キレイな白にならないという方もおります。
そこで、白髪が黄ばむ原因と自宅でできる対処法をご紹介いたします。

①白髪が黄ばむ原因

白髪が黄ばむ原因としては２つの原因があります。

＜汗や紫外線、パーマ剤による変色＞
夏場に多いのですが、汗をかいて紫外線にあたると白髪が黄ばむことがあります。
汗はアルカリ性の為、紫外線にあたることで白髪が黄ばむ原因になってしまいます。
パーマの後、流した後も落ちきらない残留アルカリが残ってしまい黄ばむこともあります。

＜メラニン色素が原因＞
メラニン色素には黒色色素と黄色色素の2種類の色素があります。日本人の場合、黒色色素がほとんどですが、ほんの少しだけ黄色色素も含まれています。
通常、白髪になるにはこの2つの色素が髪に入らなくなると白髪になるのですが、黄色い色素だけが髪に入って黄ばんだ白髪になってしまうこともあります。
スタイリング剤やタバコを吸われる方など髪に付着した汚れが落ちきらずに黄ばみに変わることもあります。

②ご自宅で出来る対処法

一度、黄色くなってしまった白髪を元のキレイな白に戻す方法は、黄色くなってしまった部分に青紫色を入れることです。
黄色の補色である青紫を入れてあげることで黄ばみを抑えキレイなグレイヘア、白髪になるのです。
髪に青紫を入れる方法としては、ヘアマニキュアやカラートリートメントなど色々ありますが、一番簡単でおススメなのが紫シャンプーです。
いつものシャンプーの代わりに紫シャンプーでシャンプーするだけ！
簡単にお家でケアすることが出来ます。

バイオレットシャンプーの使い方

黄ばみが強いときは、ボトルから出した濃い状態の紫シャンプーを黄ばみが特に気になるところに塗布し、その後泡立てます。
泡が紫色になるまでしっかり泡立ていつものように洗った後、流す前に泡をなでつけて少し時間をおくと、より効果があります。
白髪率の多い方は毎日紫シャンプーで洗ってしまうと、ほんのり紫色に染まってきてしまいます。
なので黄ばみが気になる程度の方は使い始めは2回に1回のペースで紫シャンプーを使っていただき黄ばみが消えてきたら週に1回くらいのペースで使うことをおススメします！
お使いのシャンプーで洗っていただければ大丈夫です。