[楠クスノキ千年 さらに今年の若葉かな]
みなさん こんにちは 美容室ヤマキ クマ太郎です。新緑が美しい季節になりました。今年の夏至は6月21日の日曜日。一年で最も昼が長い日です。私も初めて知ったのですが海外では、この日の前後に摘んだ薬草(特にセント ジョーンズ ワート)を枕の下に入れて寝ると素敵な夢が見られるという言い伝えがあるそうです。
薬草そのままは無理だとしても、ハーブのサシュを枕の下に入れて寝たら湿度の高いこの季節の夜でも熟睡できそうですね。よかったらやってみてください。さて本題、何年か前にもブログに書いた記憶があるのですが若葉の美しいこの季節必ず思い出す俳句があります。
それは萩原井泉水さんの「楠千年 さらに今年の若葉かな」という句です。この句には二つの意味があると私は理解しています。一つは古い葉は、まだまだ名残惜しくて木にとどまっていたいでしょう。しかし間近に芽を吹いてくる我が子のために新しい命の誕生のために潔く住み慣れた枝からはらはらと風もないのに
散っていくという人間の親から子へのバトンタッチを表すもの。もう一つは千年もたったかと思われる大きな太い幹の老木の楠で、衰えを見せる樹齢なのに今年も昨年と変わらず、いや昨年よりもさらに盛大に勢いよく若葉が芽吹いているというものです。
人間で考えるとどうでしょう?年齢を重ねて退化するのでなく毎年進化していく成長していく話す言葉も前年より少しづつ変わってくる。それには自分に投資をすることが大切だと考えています。投資といってもお金を出すことでなく人から話を聞くとか
勉強するとか、本を読むとか自分に対して投資をすることと心に言い聞かせています。今回のコロナも必ず解決していくことで、より世の中が向上していくと思います。目に眩しい若葉もいろいろ私たちに教えてくれていますね。その前にまずは現実。
私たち一人一人が、3密を退け、手を洗って、顔も洗って、ごはんもしっかり食べて、よく寝て、笑って毎日を過ごしてください。ずっと暗い顔をしていたり辛い顔や気持ちを持っていると免疫力が下がっちゃいますよ。明るく明るく上気元に、きっとその波動がもっと楽しいことや良い事を運んできますよ。
今週末から、いよいよ日本列島も梅雨入りみたいですが、私たちの気持ちまで梅雨入りしないようジメジメ気分をふきとばして元気に過ごしてくださいネ。
クマ太郎でした。